著作権

今日は私の大学生活の中で大半を占めているゼミについて、通常私たちがどんなことを検討しているのか、今日のゼミでやった問題を挙げて紹介してみようと思います。 今日のテーマは「本の貸与」でした。 1:市立図書館が株式会社に図書館運営業務を委託した…

さて、2chは明らかにこの4つの類型から外れますね。 それにもかかわらず、なぜ新潮社は、「電車男」の巻末に、そのような現行の法制度からすれば誤っている表記をしているのか、私には甚だ疑問です。

歌に限らず、著作物が我々の手元に届けられるまでには、著作権者だけではなく、いろいろな人の手助けが必要になります。 先の例でいえば、歌を歌った歌手のCさん、CDを発売した会社Dがなければ、Aは我々の手元には届かないのです。 しかも、CさんはAを歌うた…

著作権法にいう著作隣接権者というのは、厳格に決められていて、 ・実演家 ・レコード制作者 ・放送事業者 ・有線放送事業者 にしか、その享受が認められていません。 そもそも著作隣接権というのがなぜ認められているのか、音楽CDを例にとって説明してみま…

ゼミの調べ物をしてて、ふと疑問に思ったのですが、「電車男」の単行本の巻末には、2chが著作隣接権者である、旨の表示がなされています。参考 私には、その根拠が分からないのです

のまネコ問題を調べているのですが……中々難しいですねぇ。 現状の著作権法の解釈からすれば、モナー自体が著作物であるかどうかの時点で議論がありそうです。キャラクターの著作物というものが一定の保護を受けているように見えるのは、漫画・ゲームなどの作…

著作権の然るべきあり方とは何か。こういう法案が通ろうとしている今、考えてみてはいかが。 著作権の理想の姿は、著作権者に100%その対価がわたること。 で、現実はどうかというと、現在の流通形式じゃせいぜい本で10%、音楽CDに至っては0〜25%…