今日は、ネットを見ていてたまたま目に入ってしまったモノについて、実体験をふまえて色々と糾弾したいと思います。

こちらをご覧下さい。
http://www.kao.co.jp/merries/readers/03_01.html
「自慢しちゃうぞ ラブリーネーム」

……子どもの名前。それは親から子へ与えられる最初のプレゼントです。
親は子どもの将来を案じ、こんな人間になってくれ、という願いを読みと漢字にこめて命名することが殆ど。まぁ私のように読み優先で決まった名前もありますが、それでも何らかの思いがこもっているものです。

が。
ご覧頂いたとおり、最近では子どもにちょっと変わった名前を付けるのがはやりのようです。

まぁ昔からこの手の傾向がないわけではありません。漢和辞典を引いてもらうと分かりますが、普通の読みの他に「人名読み」ですとか「名乗り」という欄があり、普通の読みとは別に人名に使うときはこんな読みをしてもいいよ、という例外があります。

実を言うと私がそうです。
今でこそこの名前は結構気に入っていますが、私はこの名前のせいで、小中学校と結構辛い思いをしたものです。正直なところ、親を恨んだ時期もありました。
だって自分の名前を素直に呼んで貰えないんですよ?たいてい初めて会う人には「ひろ……すいません、なんて読むんですか?」と聞かれます。今でこそ何とも思いませんが、小中学校の時はそう聞かれること自体がどこか恥ずかしいものでした。
そして誰も読めないので、名前からあだ名を付けられることなんぞなく、たいていは呼び捨てか名字をもじったあだ名で呼ばれるのです。
ましてや、名前のことで「お前変な名前だな」なんてからかわれたことは数知れず。
今でこそ響きのかわいらしさが気に入って(……まぁ昔の彼女がそう読んでくれたのが気に入って、という理由のほうが大きいのですが)mixiやメッセではHNで使ってますが、小中学生の時はいやでいやで仕方なかったものです。