プロ野球のストが直前で回避されました。
 まぁどんなことで一応の合意を見たかはここで書くまでもありませんが、妥当な着地点でしょう。あの高裁判決の結果、この辺で妥協したほうが良さそう……ということになったのでは。

 合意点の一つである、機構側の出すシミュレーションの結果としては、「5球団だろうと6球団だろうと近鉄球団の赤字解消は無理なので合併は致し方なし」という結論になるでしょう。ただ6球団の方が試合設定が楽なので「近・オリ合併は覆らないが、新規参入を認めて球団数を維持するのが全球団にとって望ましい」ぐらいの結果になりそう。ナベツネという後ろ盾を失った今、パ側の主張が通るとも思えないし。
 おそらく協議もこのあたりが落としどころでしょうなぁ。万が一合併が覆るならば、年俸の大幅カット(今の半分では済まないでしょう)を近鉄選手会がのんだ時ぐらいしか思いつかない……まぁ、ありえないということで。