だからもう帰国した5人追いかけ回すのやめろって。日本語で「こんにちは」とか「おじいちゃん」と言ったとか、そんな細かいこと報じてどうするの。
 マスコミは「プライバシー」って言葉を本当に理解しているのかと問いたい。週刊文春のあれだってマスコミのそういう姿勢に裁判所が嫌気を示し始めてる兆候だと思うけど。

 家族会が国民との世論のギャップに戸惑っているとか。今や家族会最大の擁護者であるマスコミが家族の悲痛な会見をこれだけ取り上げ、首相バッシングを展開させておきながら世論調査はご覧の通りマスコミの意図しない結果である。
 国民が家族会に冷たい目を向け始めたのは皮肉にもマスコミの責任である。あの会見を見て家族会とそれをいいように扱って視聴率を取ろうとしたマスコミにうんざりしたのはどうもウチの家族だけではないことが証明されてしまったようだ。翌日のバンキシャなんて見れたもんじゃなかった。何が敵前逃亡、銃殺刑だっつーの。感情的になってるのは分かるけどあまりに議論が飛躍しすぎて呆れるほか無かった。

 残念ながら今回の訪朝で一番利口に立ち回ったのは実利を得た金正日、その次が曲がりなりにも結果を残した小泉首相、感情的に振る舞ってかえって白い目を向けられた家族会はそれ以下、記者会見をいいように編集してかえって国民の目を拉致から背けさせたマスコミは最低、うまく拉致家族にとりついて票と金を得ようとする拉致議連は最低最悪。私の中ではそういう評価になりました。とくに平沼さんよ、まだぐたぐた言ってるみたいだがそんな暇があったらアメリカに行ってせめて形だけでもジェンキンス氏の訴追免除を訴えてこい。文句だけ言って何もしようとしない政治家には用はない。
…まぁ大統領がいかんせんアレだから行ったとしても相手にもされないだろうが。

 ネットを含め国民はあらゆるところから情報を入手できる。赤の他人の意見を掲示板等でいとも簡単に聞ける時代なのだ。今回の訪朝で、国民のマスコミ離れを改めて実感させられた。もうマスコミが世論を形成する時代ではないのだ。